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京都の旅~その①・お座敷狂言会 [狂言]

11月3日~5日まで京都へ行ってきました(^.^)
今回は私が好きな狂言の茂山千五郎家のお座敷狂言会が京都の料亭で行われ、それに参加するのとせっかく京都まで行くのでそのほかの2日間はみっちり観光をしてきました。今回は狂言のお友達と4名での旅行です。
・・・えーと、だいぶミーハーな記事なので、興味のある方だけどうぞ。。。(^_^;)

まずはその料亭でのお座敷狂言会のレポートから。お座敷で狂言を見て、お食事をいただくって感じです。
場所は京都・岡崎の「つる家」さんです。平安神宮からそう遠くないところですが、あまり観光客がいるところではなく、閑静なお屋敷の料亭という感じでした。

入り口を入った先にある門で、写真を撮ってたらお店の方が「もう中に入れますから」と言いに来てくれました。

     

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狂言観賞(4月) [狂言]

毎度のことながら記事にするのは遅いですが、4月の狂言観賞記録でございます(^^;
えーと、すごく長~い記事になってしまってます。。。ご興味のある方だけどうぞ。

時のたつのは早いもので気がつけばもう5月も半ば過ぎ。。。なんですね。
ではまず、
ちょっとお見せできる写真があるので、一番最近の狂言観賞から。。。

 

4月30日 「ザ・学校狂言」  芸能花伝舎 体育館
解説 「蝸牛」 「附子」

茂山千五郎家ファンクラブのクラブSOJA企画のイベントです。茂山家は70年以上前から、各小学校で狂言を見てもらっていました。それは現在も受け継がれ、今も行ってらっしゃいます。
私も中学生の時に、体育館で狂言を見た記憶があります。それは茂山家だったのかわかりませんが、そんな今は大人になった方々にもあの頃に戻って小学校の体育館で狂言を見てもらいましょうという企画でした。

ところは新宿の芸能花伝舎(旧新宿区立淀橋第三小学校)の体育館でした。

新宿の高層ビルを抜けた先にある、廃校になった小学校です。現在はさまざまな芸能関係の人たちがワークショップセミナー、イベントを行っているところです。
新宿のビル群の近くに、こんな場所があるのはとっても不思議です。

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狂言観賞(2月~3月) [狂言]

またまたまたお久しぶりの狂言の記事でございます。。。(^^;
えー・・・と、前回の狂言の記事を書いたのはいつだったかしら?
ということで、2月と3月の狂言観賞をまとめて記録です。。。

 

2月15日 国立能楽堂
千作千之丞の会 「枕物狂」 「千切木」

千作さんの米寿記念の公演でもありました。千作さんが演じたのは「枕物狂」の恋に悩む祖父の役。二人の孫(宗彦くんと茂くん)が、祖父の願いを叶えようと相手を探し出して、祖父に引き合わせる。。。というような話ですが、千作さんの演じた祖父がそれはそれはかわいいお爺ちゃんで、見ててほのぼのしてくるような感じでした。でも最後の終わり方がよくわかりませんでした(^^;
結局思いは叶ったのか???

千之丞さんが演じたのは「千切木」で、嫌われ者の太郎が連歌の席?に呼ばれず、文句を言いに乗り込んできたところが、逆にみんなにたたき出される。そのことを知った太郎の女房が太郎をたき付けてみんなのところへ仕返しに行くが。。。という話ですが、こっちはもうおかしくておかしくて、ずっと笑ってました。とっても楽しい狂言でした。狂言に出てくる女房はみんな強いので、それがまたおかしいんですよね。
千作さんも千之丞さんもとても80才を超えてるとは思えないくらいお元気です。でも千作さんはやっぱり足が少しおつらそうです。無理なさらずに、これからも頑張っていただきたいです。

 

2月22日 船橋市民文化ホール
伝統の現在’Ⅲ 「怪談・木霊女房」

昨年の夏にやった公演の再演でした。内容などは→こちら
今回のレクチャートークは逸平くんでした。でもレクチャーと言いつつも内容はほとんどトリノオリンピックのフィギュアスケートの話をしてました。(まだ金メダル前) ・・・それでいいのか、逸平くん!ってな感じでございました(^^;
会社を早退して船橋まで行きましたが、行きはともかく帰りが千葉から東京を横断して神奈川まで帰るのは、それはそれは長旅でございました。長距離通勤に慣れているとはいえ、さらに遠くなるとさすがに帰ってくるだけで疲れてしまいました。あんまり遠くまでいくのも考えものね。。。

 

3月20日 丸の内オアゾ OO広場
黒のおたべと狂言 in 丸の内オアゾ

京都お菓子「おたべ」さんが新商品の「黒のおたべ」を発売したのを記念してのイベントでした。最初に京都出身の歌手のつじあやのさんのミニライブがあって、その後が黒のおたべを記念しての新作狂言「三人願い」でした。
一番鳥が鳴いた後に最初にたどり着いた者の願いを聞いてあげようとした神様のところへ、先を争うように三人の親子が。三人それぞれの願いを聞いてみた後で、まとめて叶えようということで、そこに黒のおたべの精が現れ・・・という話ですが、いやー笑いました。
黒のおたべの宣伝?も兼ねているようなものなのですが、あんまり狂言を知らない人でもおかしかったのではないでしょうか。
神様が正邦さん、三人の親子の父親が七五三さん、母親が千三郎さん、娘が逸平くん、黒おたべの精が千五郎さんでした。特に千五郎さんの黒おたべの精は、頭に茂くんお手製の黒おたべを乗せていて、それだけでおかしかったです~。

そしてその時に配られていた「黒おたべ」。まわりは黒ゴマと食用の竹炭で黒く、中身は黒ゴマ餡となっていて、とっても美味しかったです~
ということで、ワタクシの今度の京都旅行のお土産に決定しました。

 

3月22日 国立能楽堂
ござるの座 35th 「井杭」 「六人僧」

1年ほど狂言を見て来て、初めての野村萬斎さんでした。ほぼ中央の正面一番前というすっごくいい席で見ることができました。「井杭」は萬斎さんの長男の裕基くんがシテを演じてましたが、おいくつなんでしょう?まだ小学校低学年くらいですよね。でもそれはそれは可愛かったです
後見を萬斎さんがしてましたが、途中裕基くんが頭にかぶった頭巾が目の辺りまで下がってきちゃって、それを直してあげてるのを見たら、なんかやっぱパパだなぁと何となく実感。

「六人僧」は話も長かったせいか、正直後半はちょっとつらかったです。
でもとてもいい席だったので、根性でちゃんと見ました。(当たり前だって。。。)
野村さんところのは今回初めてでしたが、やっぱり茂山家とはだいぶ違いますね。野村さんところのはなんかすっきりきっちりした感じですが、茂山家はアットホームでとっつきやすいというか、私には茂山家の方が見やすいみたいです。とはいえ、また機会があったら野村さんのところのも見てみたいです。

 

3月25日 東京オペラシティコンサートホール
狂言風オペラ 「フィガロの結婚」

なんじゃそりゃ?と思われそうですが、私も見るまではそうでした。狂言の装束をつけてるのにフィガロの結婚って。。。と思ったのですが、ストーリーはフィガロの結婚をベースにしていて、話は昔の京都のお話になっていました。
伴奏はドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン管楽ゾリステンで、一緒に中村寿慶さんの鼓がありました。ところどころに鼓が入ってそれも不思議なのですが、でも合ってました。
このゾリステンの方ですが、最初演奏しながら入場してきたのですが、なかの女性の1人が黒の着流し姿で演奏していてちょっとビックリ。着たかったんだねぇ~。
途中でも「キュウケイデース」とか、「トノサマバンザイ」だったか、セリフもちらほらありなんか楽しそうでした。

フィガロの結婚の話そのままではなかったですが、まぁだいたいそんなふうで、最後の結婚式のやり直しでは謡で「高砂」を謡ったりして、狂言の要素もいろいろありました。伯爵夫人にあたる奥様だけ人形が演じていて、それはそれでちょっと不思議ではありました。人形といっても、文楽の人形みたいな感じで、黒子の方が2人で動かしていて、途中舞を舞ったりとかもしてました。
主人(アルマヴィーヴァ伯爵)が千之丞さん、奥方(伯爵夫人)が人形、太郎(フィガロ)が宗彦くん、おすう(スザンナ)が茂くん、天丸(ケルビーノ)が童司くん、おはる(バルバリーナ)があきらさんでした。

狂言風オペラは今回で2回目だそうですが、また次もあるなら是非見たいと思います。
それにしてもオペラシティのコンサートホールは今回初めて行きましたが、パイプオルガンとかあって、おまけに音響のために天井は三角にすごーく高いし、なんか興味津々できょろきょろしちゃいました。ここでパイプオルガンの演奏ってどんな音で聞こえるんだろう?とか、いろいろ考えてしまいました。オペラファンの人も多く見に来てたようですが、皆さん結構笑ってらしたので、良かったのかなぁと思います。

 

・・・ということで、いや結構見に行ってますね~
これから先もまだまだ予定は入っているので、またそのうちご報告します。
次の狂言は、実は京都です。4月7日から10日まで桜を見に京都へ旅行するのですが、ちょうど7日に京都で狂言があるので、それも見る予定です

 


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狂言観賞(1/21) [狂言]

だいぶ前に下書きは書いてあったのですが。。。またしてもアップは遅くなりやした。
今年になって2回目の狂言で、「セルリアンタワー能楽堂 -狂言の会」です。

場所は渋谷のセルリアンタワー能楽堂。セルリアンタワー東急ホテルの地下にあり、能楽堂の隣りは料亭。能楽堂自体は小さめですが、さすがホテルの宴会場と同じフロアなせいか、コートや傘などはクロークで預かってくれて、とっても便利~。なんか豪華な感じでありました。
でも能楽堂の中は段差があまりなく、3列目で見た私は、演者が床に座ってしまうと前の人の頭が邪魔になるという感じで、ちょっと見づらかったです。椅子とかも国立能楽堂の方がいいなぁ~と感じました。いつもは若い人も多いのですが、今回はわりと年配の方が多かったような、客層でありました。

そして、私が行ったのは第二部、「二人大名」、「釣狐」でした。以前から「釣狐」がどうしても見てみたくて、今回ここでやると知った時に、即チケット購入。ホントは第一部も千作さんが出るから見たかったんですが、さすがにいいお値段だったので、第二部だけでガマンでございました(^^;

最初に千三郎さんによる解説があり、今日演じる演目についてお話されました。特に「釣狐」に関してで、昨年千五郎さんが還暦の記念として全国で演じたことがあり、その最後が2日前の鳥取とか。で、今回は七五三さんが演じることになったというお話でした。後は狐の衣装やしぐさについてなどのお話があり、それを参考に演目も見るとなるほど~と納得したりしました。

 <二人大名>
大名甲:千五郎さん、大名乙:宗彦くん、路通の者:茂くん
二人の大名が上京するにあたって、召使いがいないので自分で太刀を持って上京。途中で会った路通の者をおどして太刀持ちをさせるのですが、いばりくさった態度の大名に腹を立てた路通の者が太刀を振り回して逆に大名をおどし、小刀と素袍を奪い、あげくに鶏、犬、そして起き上がりこぼしの真似をさせて、その間に全部持って逃げてしまう・・・というお話です。

起き上がりこぼしの真似をしている時は、謡いながらころんところがるので結構大変そう。しかも3回か4回続けてやるから、なお大変そう。狂言師の方は結構体力いるんですね。
このお話はとてもわかりやすくて、しかも楽しいものでした~

 

<釣狐>
伯蔵主、実は狐:七五三さん、猟師:正邦さん
一族を猟師に次々に殺された狐が、猟師の伯父の伯蔵主という僧に化けて猟師に意見をしに行く。猟師を説得して罠を捨てさせて喜んで帰る狐ですが、帰る途中で罠を見つけ、そこにあった餌に惹きつけられ、がまんできなくなって僧の格好をやめてからまた来ようとします。一方猟師は不審に思いながら罠を見に来てみると、餌が荒した後があったことから狐に騙されたことに気がつき、再度罠をしかけて狐が来るのを待ちます。そこへ僧の格好を解いた狐が舞い戻り、餌を食べたところに猟師がつかまえようとするが、狐は逃げてしまう。。。というような話です。

「釣狐」は、狂言師が狐を演じて初めて一人前になる。。。と言われる有名な大曲です。前半は狐の着ぐるみを着た上に僧侶の衣装をつけて、さらに面をつけて演じるので、台詞を言うのも大変そうです。そんな格好なうえにしぐさの細かいところは狐を思わせるもので、ただただすごいなぁと見入ってしまいました。5月に童司くんが釣狐を披くそうですが。。。東京でやってくれたら見にいけるんだけど、今回は見れないですね。

そういえば千三郎さんが、装束を着けるのを手伝うのは、その曲を演じた者しかできないと言う話をしていて、この釣狐はベテランも若手も演じたので大丈夫だけど、2月に国立能楽堂で演じられる曲は、演じてるのが3人しかいないとのことで、装束を着けるのも大変なんです~という話をしていました。
で、ワタクシはその話を聞いた時は、実は2月のチケットは取っていませんでした。でもその後によくよく確認したら、千作さんが演じるのもこの曲は今回で最後という話なので、後悔しないように結局チケットは購入しました。ということで、次は2月15日の国立能楽堂の「千作千之丞の会」です。あともう数日じゃな~いと思い、長らく下書きに入っていたこの記事を完成させねばと思い、やっとアップさせられます。
あ~、ホントに遅筆にもほどがあるなぁ。。。


あ。。。そういえば、狂言がらみでもうひとつ忘れてました
昨年の12月23日に、能と狂言と演劇のコラボ「海神別荘」を見に行きました。場所は新宿の紀伊國屋ホール。。。。。だから報告が遅いってば・・・

公子が逸平くんで、美女が能の味方玄さん。僧都などが狂言の石田幸雄さんで、侍女などが花組芝居の人達。演出が花組芝居の加納幸和さんで、私的には面白かったです。美女は能面を着けた普通のお能の時と同じようで、台詞のイントネーションもお能と同じ。その他がわりと普通のお芝居を演じるようだったので、それがちょっと不思議な感じではありました。

でもこんなのもちょっと楽しいなぁと思いました。花組芝居の人達は女形に慣れていらっしゃるので、とても自然。しかも魚の格好も雰囲気がよく出てました。
今回は2回目だそうですが、今年もまたやるなら見てみたいなぁと思います。と思ったら、興行元のチラシの中に8月に予定があった。気をつけておこうっと。


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狂言観賞(1/5) [狂言]

狂言のコメント書くの久しぶり~~~(^^;
しかも1/5分て・・・どうなの?って感じですが、まぁ観賞の記録ということで。。。この公演が私の今年の初めの観賞でもあります。

場所は国立能楽堂、「新春狂言 舞初メ、謡初メ、笑初メ。」でした。茂山家本家で一月四日に行われる「舞初式」の再現されている公演だそうです。

国立能楽堂の中もお正月ということで、お飾りが飾ってありました。お正月っぽいぽいなぁと感心。写真も撮れたのでご紹介。鏡餅に伊勢海老だぁ~、豪華~~~。これは、舞台にも飾ってありました。

 

一、舞初式

まず、千五郎さん、七五三さん、千三郎さんがそれぞれ謡い舞い、その後は正邦さん、宗彦くん、茂くんが三人で舞い、最後は逸平くんと童司くんが舞いました。・・・が、最後のお2人はどうにもこうにもテンポが合わず、見ている私もちょっとハラハラドキドキ。。。(^^;
たぶん童司くんが合わなかったのかなぁ?にしても最後までそんなんでドキドキして見てたのは私だけではないはず~・・と思ったら、その後のトークで千三郎さんも話してました。だよね~。

 

二、新春トーク

千三郎さんと宗彦くんによる新春トーク。最初の舞いで逸平くんと童司くんのテンポが合わなくて、どうなることやら~という話から始まり、新年を迎えた後のお話や新作狂言についてのことなどをいろいろ話していました。千三郎さんはラジオのパーソナリティをされているだけあって、お話はわかりやすく滑らか。宗彦くんはかしこまってなくて普通に面白い。年末?だか、家のシャワーが壊れてひどい目にあったとか話してましたね。なんかやっぱりお話が上手いのはこの2人なのかなぁと何となく納得。

 

三、狂言 「福の神」

おめでたい狂言ですね。これを見るのは2度目かな。今回は福の神が千五郎さん、参詣人が茂くんと童司くんでした。酒を要求する神様ってどうよって感じなのが、実は・・・というお話です。

 

四、狂言 「柑子」

主人から預かっていた三つ一緒になっている柑子(みかんの一種)を、もらったと勘違いして食べちゃった太郎冠者があれこれいいわけするお話。主が七五三さん、太郎冠者が正邦さんでした。これはもうただただ笑っちゃうお話で、見てて楽しかったです。

 

五、新作狂言 「流れ星X」

千三郎さんが書いた新作狂言。もとは昨年の「愛・地球博」向けに作られたお話だそうです。内容も地球温暖化に関してのお話で、伝統狂言とはだいぶ違ったものですが、最初から最後まで笑わせていただきました。地球人が宗彦くん、ボイボイ星人が千三郎さんと逸平くんでした。これは若手にしか演じられない狂言ですね。中でも宗彦くんと逸平くんのゲーム対決の場面とか、この2人だからよりマッチしているようで、妙におかしかったです。
そして笛が一噌幸弘さん。この方は能楽師笛方だそうですが、コンサートとかもやってらっしゃる方なんですね。(チラシを見て初めて知る始末)でもそれだけあって、笛でスターウォーズの曲を吹いたり、ラーメン屋さんの笛を吹いたりして、笛だけでもなんかちょっとすごかったです。

茂山家は積極的に新作狂言を演じているので、いろいろ新鮮です。でもものすごーくハードスケジュールだと思うのですが、よく新作狂言まで手が回るなぁと感心してしまいます。
まぁ何はともあれ、ホントに今年の笑い初めってことで、とても楽しく観賞できました。

 


前回の狂言の記事の後も、実は秋に2回ほど狂言には行ってます。でもな~んか、なかなか記事を書けないうちにズルズルと時は過ぎ。。。そのまんまにしてしまいました。
一応、自分の観賞記録のつもりだったので、その一部分だけここで記録を。。。(今ごろ・・・)

◆2005年10月25日  「千作を見る会」
場所は国立能楽堂で、演目は「伊文字」、「縄綯」、「財寶」。千作さんを見るために、同僚と3人で行きました。千作さんが演じられたのは「財寶」で、祖父の役。そして孫3人をホントの孫3人で演じたというとても粋な感じでした。孫は正邦さん、宗彦くん、逸平くんでした。こんなふうな配役で演じられるのも茂山家ならではでしょうか。見ててもうれしくなっちゃいますね。
「伊文字」の後見を宗彦くんがやりましたが、後見が下がる時に扉を音を立てて閉めてしまって、同僚2人の評判はよくなかったです~(^^; あららら~~~

◆2005年11月9日  「新作狂言 居眠り大黒」
場所は国立能楽堂で、演目は「萩大名」、「居眠り大黒」、「二人袴」。「居眠り大黒」は、天台宗の開宗1200年記念で瀬戸内寂聴さんが書かれた新作狂言です。まずこの日は、ワタクシ大失態を演じてしまい、てっきり19時開演だと思っていたら18時30分開演だったのでした。40分頃着いて、な~んで誰もいないんだろう?と思ってたら、扉の向こうから何やら演じてる声が・・・。いやーん、うそーって感じで、楽しみにしてた「萩大名」が途中から見るはめに。。。このショックは未だに忘れられません(; ;)
「居眠り大黒」は新作とはいえ、とてもよくまとまっている狂言だったと思います。足の具合が悪い千作さんのために座っていられるようにと大黒様になっていただいたとのことでした。ただ、台詞の中に「ヨン様と呼んで・・・」みたいなのがあったのですが、あれだけ余計かなぁという感じ。
私の斜め前くらいに瀬戸内寂聴さんが座って見ていらっしゃいましたが、とても小柄なのですがとてもお元気で、80歳を超えているとは思えないパワーを感じました。
最後の「二人袴」は初めて見たのですが、超おかしかったです。これは是非もう一度見たいですね~。先日、宗彦くんと逸平くんで演じてるのがあったのですが、あいにくこの日はお芝居に行っていて、見られなかったんですよね~。すっごくザンネン。

・・・という今さらながらの記録でございました。


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狂言観賞(10/13) [狂言]

またしてもアップするのが遅くなってしまいました(^^;

今回は、茂山狂言会のファンクラブ企画。「お豆腐の和らい ~謡・舞・遊~」です。10/13(木)、昼公演と夜公演があり、会社はお休みをいただき、昼夜通しで見ました。だって演目が違うし~、いろいろ見たいし~ってことで。会社のみんなスマン。。。

場所は池袋東京芸術劇場の小ホール2。

写真中央に写っているのは、逸平くんです。切符のもぎりやってます。ちなみにこれは夜公演。

今回の公演は、ファンクラブ企画だけあって、普段見られないようなものが目白押しでした。しいて言えば、野球でいうところのファン感謝デーみたいなもの?いや、ちょっとたとえが違いすぎか・・・(^^;)。小舞(こまい)とか多かったですが、なかなかそれだけ見る機会はないですから、とても興味深く見ることができました。

昼の部は、第1部が「神、そして異界のもの」と題したもので、最初に狂言「福の神」があり、その後千三郎さんのお話がって、小舞「鮒」、「貝尽し」、「祐善」、「蛸」と続き、連吟「八尾」です。第2部が「恋を謡う」と題したもので、小舞「柳の下」、「暁の明星」、「七つになる子」、「府中」、「吉の葉」に続き、狂言「お茶の水」でした。

小舞は演者が地謡に合わせて踊るもので、それぞれストーリーがあって、いただいた解説と首っ引きで見ていました。狂言は、今回は昼夜通しても全部初めて見るものだったので、どれも楽しみにしておりました。「福の神」はやっぱおめでたい感じ?個人的にはすごく笑わせていただいた「お茶の水」の方が好きですね。お住持(千作さん)にお茶の水を汲んでくるように言われたのに断った新発意(しんぼち・茂くん)が、代わりに清水を汲みにくるいちゃ(童司くん)を待ち伏せて、愛の告白。いつまでも帰ってこないいちゃを探しにきたお住持が、2人を見つけて大激怒。最初はお住持の肩をもったいちゃが最後は新発意の方につき、お住持を置いて2人で行ってしまう。。。っていう感じのもの。恋は強しってか?それにしても千作さん、千作さんがいるとさらに演目が楽しく感じられます~。さすが人間国宝でらっしゃいますね(^^)

夜の部は、第1部が「収穫をめぐって」と題し、狂言「御田」があり、続いて千之丞さんのお話があって、小舞「小原木」、「栗焼」、相舞「狐塚・小唄」、独吟「合柿」です。第2部は「謡で遊ぶ」と題して、小舞「鶉舞」、「うさぎ」、「盃」、「放下僧」、「京童」に続き、狂言「文荷」でした。

狂言の「御田」は、神主が早乙女を呼び出し田植え歌を謡いながら舞うというものですが、本当にずーっと謡って舞ってるんで、すごい大変だなぁという感じです。千之丞さんのお話しの中で、ミュージカルみたいなもんですというふうにおっしゃってましたが、ホントにそんな感じでした。千之丞さんの太郎冠者がすご~く面白かった「文荷」も最初から最後までずっと笑わせていただきました。主人(逸平くん)からラブレターの配達を頼まれた、太郎冠者(千之丞さん)と次郎冠者(あきらさん)が、文が重いと開けて2人で読んでるうちに2つに破ってしまう。そこへ2人が遅いことを気にした主人が現れ、怒り心頭。逃げていく2人を追いかけて行くというもの。いずれの狂言でもそうだったりしますが、太郎冠者ってホントにいい味出してますよね。第2部の小舞「鶉舞」は、千作さんが舞われたのですが、唯一小舞を舞っている中で笑いが起きたのがこれです。舞っただけでも笑ってしまう千作さんて、もうさすがとしか言いようがありません。いつまでもお元気で楽しませていただきたいです。

今回もいろいろ新しいものを見せていただいて、またちょっと狂言を知ったような気がします。今回はファンクラブ企画なので、切符のもぎりを演者の方がしてたり、サインをしたり、一緒に写真を撮ったりと、ファンにはたまらないものでした。(^^)

昼の部では宗彦くんが切符のもぎりをしていて、当然ワタクシは宗彦くんに切符を切ってもらい、おまけに一緒に写真を撮ってもらって、サインもしていただきました。う~んミーハーっ(^^;

夜の部は逸平くんが切符のもぎりをしてたので、逸平くんに切符を切ってもらい、サインもいただいてきました。2人にサインをしていただいたのは、茂山狂言会のカルタを購入したので、それに。千五郎さん、あきらさん、茂くんにもサインしていただいたので、カルタの箱の表面はサインだらけです~。ホントにファンサービスがすごいですね☆とにかく、とても楽しい1日でございました。

次はまた来週で、国立能楽堂へ行きま~す♪

最後に、電話で事前に問い合わせたとはいえ、大きな荷物を預かってくれた茂山家のみなさん、どうもありがとうございました☆大変助かりました~(^^)


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狂言観賞(8/12,14) [狂言]

またしてもblogに書くのは遅くなってしまった・・・

今回見に行ったのは、伝統の現在’Ⅲ 「怪談・木霊女房」です。8/12(金)と、14(日)と2回見に行きました。・・・何故2回も見に行ってしまったかと言うと、狂言の方が日替わりで演者が変更になるというので、とりあえず2日分チケット取ったんです。

内容としては、第一部が「怪談・木霊女房」というお芝居です。そして第二部が、レクチャートークと続いて狂言「魚説教」でした。

場所は六本木の俳優座劇場です。

第一部の「怪談・木霊女房」は、旅籠をやっている夫婦の夫の方が、嫁のおたまと実弟(おたまとのちに結婚)に毒を盛られて殺されるのですが、成仏できずにおたまのところにやってくる。何とかもうやってこないように色々画策するがなかなか上手くいかず、そんなところに旅の僧が。僧侶に幽霊退治を頼むが、僧侶の方も当てにならない。業を煮やしたおたまは鬼に僧侶を食べていいと持ちかけ、その代わりに鬼からお金を受け取る。それに気づいた僧侶は隙を見てお金を持って逃げ出す。僧侶を追いかける弟。そして鬼もおたまにそそのかされて追いかける。実は僧侶が持って逃げた鬼のお金は、おたまが豆とすり替えていた。それに気づいた3人は、おたまから逃げ出す。お金も手に入ったおたまは、温泉につかりながらこれからを考える。

・・・と、わかりづらいかもしれないですが、だいたいこんな感じの話です。配役は幽霊と鬼が茂山正邦、弟が茂山宗彦、旅の僧が茂山逸平、おたまが広岡由里子。

第二部のレクチャートークの時に、このお芝居の中にはいくつか狂言の要素が含まれているというお話がありました。確かに、狂言ぽいところがあるなぁと思いましたが、やっぱりそうだったかという感じでした。確か「宗論」とか「節分」とか・・・って言ってたような。

このレクチャートークというのがやはり日替わりで、狂言で後見をする人がその日のトークでした。正邦さん(私のイメージでさんづけ)と宗彦くん(私のイメージでくんづけ)が交代で行っていましたが、12日は正邦さんの番で、過去(今年で3年目の企画だそうです)の企画についてや、今回のお芝居のこと、それと狂言の説明などとまとまっていましたが、14日の宗彦くんのレクチャートークは・・・大爆笑ものでした そのやり取りはこんな感じ。

まず、「暑いっすねぇ~」から始まり、夏バテで3キロ痩せた~とか、この舞台に入るのに3人でウィークリーマンション生活を3週間したとか。・・・そしてそれから、

「このレクチャートークは正邦くんと僕だけで、逸平くんはしゃべらないんで~・・・、逸平く~んっ!」と狂言の装束をつけた逸平くんを呼び出しました。逸平くんはまさか呼ばれるなんて思ってもいなくて、きょとんとした顔ながら走って舞台へ。そこへ宗彦くんが「この夏はどうでした?」とインタビュー?「この夏は・・・えっえーと・・・」返答に困る逸平くん。

そして「お兄ちゃんの聞き方が悪かったなぁ。じゃ、ご趣味は?」「読書と散策(・・と言ったような気がする)」、じゃあ「好きな女性のタイプは?」「きれいなおねーさん」とニコニコ。・・・と、漫才のような掛け合いの後、「まーくん、まーくんっ!」と正邦さんも呼び出し、これまた装束をつけて扇であおぎながら正邦さん登場。舞台に3人で正座して、とてもミョーなトークと化してました。とりあえず、私はずーっと笑わしていただきました~。さすが私が好きになっただけあるわ~。宗彦くん、変だよ~。

で、狂言の方は「魚説教」という演目です。

つい最近まで漁師をしていて、出家したばかりの僧。都に出て見物でもしたいと思って大きな街道まで出てくる。誰か都の人が案内してくれないかなぁと探している。そこへ僧を探している施主がやってくる。うまく話がつき施主のうちへ。着いた早々施主から説法を頼まれる僧。出家したてなので説法はできない。どうしたらよいかと思ったが、最近まで漁師をしていたので魚の名前だけはわかる。これをつないで説法にしよう!・・・と説法を始めるが、魚介類の名前つなげたものなので、施主が激怒し、僧を追い出す・・・と、ざっとこんな話です。(たぶん)

レクチャートークの時に説明がありましたが、魚介類の名前が約80も出てくるそうです。ダジャレの連続なんですが、さすがに全部の名前はわかりません。でもふつーに笑えるわかりやすい話の狂言でした。僧はずっと逸平くんで、施主が宗彦くんと正邦さんの日替わりでした。

というわけで、この2日間はとても楽しかったです。興行元のHPに、来年の2月に船橋と大阪で再演するとありました。ご興味がありましたら、是非ご覧になるといいかも。

この公演中に次回公演の先行予約を行っていました。12月に逸平くん主演で、泉鏡花の「海人別荘」を花組芝居の加納幸和さん演出で行うそうです。面白そうなので、会社の同僚を巻き込んで予約してしまいました~ 楽しみ~~~♪


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狂言観賞(8/6) [狂言]

blogに書くのはすっかり遅くなってしまいましたが、8/6に狂言を見に行きました。

私が今はまっているのは、京都大蔵流茂山千五郎家です。

今回は国立能楽堂で行われた「納涼茂山狂言祭」で、夜の部に行きました。

国立能楽堂に行くのは今回で2回目ですが、門を入ると緑も多く、落ち着いた感じです。

そして中に入ると、中庭もあります。ここは喫煙スペースにもなっているようですが、

なんかホッとします。

この日の演目は、「業平餅」「縄綯」「豆腐小僧」でした。

私はまだ狂言を見始めてから日が浅いので、とりあえず色々な演目を見てみたいなぁと

思っています。そしてこの日、特に楽しみにしていたのは「豆腐小僧」でした。

作家の京極夏彦さんが2002年に書かれた新作狂言です。

狂言になじみがなくても、誰にでもわかりやすくとても楽しい狂言でした♪

演者によってずいぶん違う感じになるそうですが、これは千之丞さんが豆腐小僧を演じるから

より楽しいのかなぁと、ふと思いました。それだけはまって見えました。

私が狂言にはまったのは、TVで茂山宗彦・逸平兄弟を見てからです。・・・ミーハーです

その後、「たけしの誰でもピカソ」で千作さんをはじめとした茂山家の特集を見て、

そういえば中学の時に学校で狂言を見たなぁと思い出し・・・(もしかして茂山家かも)

ナマで見たいなぁと思って行き始めたのがきっかけです。

(・・・そしてファンクラブにも入ってしまった

 

でも実際見ると、ホントに楽しいです♪

正直、見に行くまではちょっと敷居が高いのかなぁとか思ってたりしたので・・・。

宗彦・逸平ファンではありますが、茂山家の方々は皆さんアットホームで楽しいですね

ということで、私の狂言熱はまだしばらく続きそうです~。

実は昨日も「怪談・木霊女房」というのを見てきました。

またそれは後日ということにしますが、これもとても楽しませていただきました♪

 

演者によっても感じが変わるそうですが、流派によっても違うそうなので、

そのうち機会があったら、自分が見た演目を別の流派・・・野村さん家とかでも、

一度見てみたいなぁとちょっと思ったりしてます。


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